妻から慰謝料をきちんと貰うために【浮気・離婚】
浮気をした妻から慰謝料を確実にとるためには、
事前準備が非常に重要となってきます。
そこで、ここでは貯金や財産を持たない妻にもしっかりと慰謝料を請求し、
それを回収する為のポイントをご紹介していきましょう。
浮気の慰謝料をきちんと取るためには、
妻が慰謝料を払わざるを得ない状況に追い込む必要があります。
そのため、証拠集めは大変重要になってきます。
法的には、複数回以上の肉体関係があってはじめて「不貞行為」とみなされるため、
「浮気相手の家への出入りが一回だけ」
「デートや旅行の約束をするメール」
などだけでは、妻側に
「家で相談に乗って貰っていただけ」
「ふざけて恋愛ごっこのメールしていただけ」
といったように逃げられる可能性があります。
こういった事にならないように、妻から確実に慰謝料を引き出したい場合は、
相手が言い逃れできないような証拠固めを徹底しましょう。
自分名義の資産と妻名義の資産を明確にすると共に、
共通の資産・貯金が使い込まれていないか、という事をしっかりと確認することが重要です。
浮気においては、共通財産が使い込まれているというケースが極めて多く、
慰謝料を請求する場合にこの「使いこまれた貯金・資産」といったものを、
どう清算するのかということも大切になってきます。
また、離婚をするとなると財産分与の問題も出てくるため
「慰謝料を財産分与の分で相殺したい」
といった交渉に対してどう対応するのか、といった部分まで、
十分考慮しておくよう心がけたいところです。
離婚前に慰謝料の話し合いをする場合は、会話の全てを録音しておくことをおすすめします。
浮気の慰謝料は数百万円という大きなお金となるため、
浮気をした妻も取り乱して夫を責めたり、悪態をついて来たりするケースがとても多いです。
その際に、浮気の理由や結婚生活における本音や不満などをさらけ出し、
夫を攻撃することも少なくありません。
これらを録音しておくことで、浮気の証拠を固め、
慰謝料を請求する正当性を主張できる可能性が高まります。